出光クレジット株式会社は、1986年に出光興産株式会社のクレジットカード部門が分離独立して発足しました。出光興産株式会社では、1969年より、SS（サービスステーション）やLPガスのお客様向けに給油専用の「出光クレジットカード」を発行していましたが、当社設立を機に、石油業界では初めて、一般のクレジットカードと同等の機能を持つ「出光カード」を大手クレジットカード会社4社と提携して発行開始。以来、当社は、今日まで唯一の石油会社系クレジットカード会社として発展をしてまいりました。

2003年には株式会社クレディセゾンと業務提携し、石油業界では初となる年会費無料の「出光カードまいどプラス」の発行をはじめ、ETCカードの年会費無料化、充実したポイントプログラムやロードサービスの提供など、サービス面の充実にも努めてまいりました。

こうした取り組みにより、全国を網羅するSSやLPガスショップでご入会いただいたお客様（有効会員数）は、現在クレジットカード会員337万人プリペイドカード会員387万人、取扱高約1兆570億円を超える規模にまで成長を遂げてきました。2013年の「事業者向け不動産担保ローン」の取扱開始を皮切りに「保証ファクタリング事業」「リース事業」にも進出、2015年にはカンボジアに出光セゾンマイクロファイナンス有限会社を設立するなど、「総合フィナンシャル企業」へと進化しています。

• タイムリーな商品受発注と正確なアイテム管理を行いたい
• 複数社に依頼していた作業を一元化したい

• 受発注システムを構築し、受発注事務局から発送業務までを一元管理
• 200アイテムに及ぶ商品の発注から発送を正確に対応

INTERVIEW

アテナにどのような業務を委託していますか。

アテナ様へは、クレジットカードのポイント交換のバックオフィス機能全般を依頼しています。具体的な内容は次の通りです。
　・受注システムの管理/構築
　・受発注事務局業務
　・商品の仕入れ発注
　・お客様の発送
当社カードのポイント交換商品は約200アイテム、仕入れ先が約50先と多種多様に渡ります。また、時期により繁閑はありますが、多い月は10万件近い商品発送をしています。そのため、タイムリーな商品受発注と正確なアイテム管理、発送がポイントとなります。アテナ様にはその管理システムから構築頂き、正確な発送を行うための業務をして頂いています。

アテナを知って頂いたきっかけはなんでしたか
発注を決めて頂いた理由を教えてください。

「長年の金券発送業務によって培われた信頼感」

2009年頃からお取引をしておりますが、当初は主に金券の発送のみを依頼していました。金券専用ルームで厳重な管理体制のもと作業されており、当時から品質・セキュリティ面での信頼がありました。そんな中、2013年にポイント交換事務局業務見直しの動きがあり、元々実績のあったアテナ様にお声掛けをしました。見直しについては、業務内容に応じて複数社に依頼していた作業を、セキュリティ強化・効率化の観点から一元化することが目的でした。
金券業務からの深いお付き合いで培われた信頼感、それから一元化が可能なサービス、インフラ、ノウハウを備えていることが委託先の決め手となりました。また、ロケーションの近さも、何かあった際にすぐ対応してくれるという安心感に繋がっています。スタート時、当社サービス内容に即した、業務設計をして頂きましたが、アテナ様の様々なノウハウが随所に感じられました。

アテナのサービスを利用頂いていかがですか。

「ワンストップ業務による臨機応変で丁寧な対応」

システムの構築から事務局対応、発送までの幅広い業務をワンストップで対応頂いている
点を評価しております。例えば、アイテムや発注先変更などのシステム改変が発生する場合についても、発送に影響がないように対応頂いたり、配送遅延等によるお客様からの問い合わせについても、当社からお客様へ明確なレスポンスができるよう、背後で迅速な対応を頂いております。商品アイテムが多岐にわたることから、どうしてもイレギュラーが発生してしまうことがあります。システムでカバーできない部分を丁寧な対応にてリカバリー頂いており、さすがだなと感心しております。

私は2016年春にマーケティング部長に就任しましたが、
ちょうど就任時期にアテナ様の作業トラブルが発生し、最初の挨拶は謝罪を受けることから始まりました。なのでアテナ様の第一印象はあまり良くありません(笑)。しかしながら、トラブル後の迅速で真摯な対応がとても好印象で、その後もとても親密な信頼関係を築くことが出来ました。作業面でも感じられることですが、真摯で正直な対応というのがアテナ様の印象です。

アテナ様にはポイント交換のバックオフィス機能全般を担っていただき、業務を支えてくれる良きパートナーとして今後も一緒に取り組んでいきたいと思います。