【WMS導入】
旧システムでは、アテナさんを含む他拠点の方々と情報を共有できなかったため、どうしても口頭やメールでのやりとりが多くなり、ミスが発生することもありました。しかし、WMSの導入により在庫の状況や発送までのステータスを共有でき、発送方法の指定や個別の注意事項についてもシステム内で指示できるようになりました。
また、WMS導入の際には単純に工程をシステム化するだけでなく、煩雑になっていたルールについてもアテナさんと一緒に見直しを行いました。その結果、業務工程の標準化・効率化により、お客様へ提供するサービスの品質を改善できたのではないかと思っております。
【複数拠点化】
2019年4月の商品リニューアル以降、有り難いことに30%程度発送数が増え、発送作業や配送業者の受入れキャパシティが厳しくなると予想していた時に、アテナさんからご提案いただいたのが複数拠点化でした。
それまでは東京の物流センターのみの取扱いでしたが、大阪の物流センターも加えて、前者からは東日本への発送、後者からは西日本への発送を分担する体制へ移行しました。運送距離の短縮による配送コストのダウンが図れ、地震・台風等の災害発生時のBCP対応も可能になりました。
東西の中間エリアへの出荷については、両拠点の在庫状況や作業キャパシティに基づいてどちらから発送するかを決められるので、バランスのよい運用ができています。