
【資料DLあり】DMの折り方で反応率が変わる? 目的別の選び方と押さえておきたい基本を解説
DMの成果を左右するのは、キャッチコピーやデザインだけではありません。
実は、封入するチラシやリーフレットの「折り方」もDMの反応率に大きく影響する重要な設計要素です。
折り方(折り加工)によって、掲載できる情報量や読み手に情報を見せる順番が変わるほか、封筒サイズや郵送方法との相性にも関わってきます。つまり、折り方の選び方次第でDMの「伝わり方」そのものが変わるのです。
本記事では、DMでよく使われる代表的な折り方(折り加工)の種類や、目的に応じた選び方のポイントを基礎から解説します。
「自社のDMにはどの折り方が合うのか」を考えるきっかけとして、ぜひお役立てください。
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目次[非表示]
DMの折り方はなぜ重要なのか
折り方で変わる3つの要素
DMは封入するチラシやリーフレットなどの折り方によって「情報量」「見せ方・読み順」「郵送のしやすさ」の3つが変わります。
たとえば、二つ折りなら4面、巻三つ折りなら6面、観音折りなら8面と、折り方ひとつで使える紙面数が大きく変わります。また、A4用紙を巻三つ折りにすれば長3封筒にぴったり収まり、定形郵便料金で送れるためコスト面でも有利です。
そのため、折り方は「見栄え」だけでなく情報設計からコスト管理まで影響する要素といえます。
DMで使われる代表的な折り方
DMで使われる折り方にはいくつかの定番があります。
それぞれ、情報量・見せ方・開き方・封入しやすさに違いがあり、用途に応じて向き不向きがあります。
まず押さえたい基本の折り方
DMの折り方として、まず知っておきたいのが「二つ折り」と「巻三つ折り」です。
シンプルな案内から順番に読ませる訴求まで、まず押さえたい基本の折り方です。
折り方 | 面数 | 特長 | |
|---|---|---|---|
二つ折り |
| 4面 | 表紙→中面→裏面と、自然な流れで読ませやすく、シンプルな構成で情報を整理しやすい |
巻三つ折り |
| 6面 | ストーリー性のある訴求に適しており、「興味→詳細→行動」の流れを自然に設計しやすい |
- 二つ折り

- 巻三つ折り

情報を一覧で見せやすい折り方
サービス比較や商品ラインアップなど、情報を並べて見せたい場合や、全体像を整理して伝えたい場合に向いている折り方です。
折り方 | 面数 | 特長 | |
|---|---|---|---|
Z折り |
| 6面 | 面が連続して繋がっているため、流れに沿って情報を展開しやすく、サービス比較や手順説明に向いている |
蛇腹折り |
| 8面 | 複数の面を展開して見せやすく、商品ラインアップの紹介などに使いやすい |
- Z折り

- 蛇腹折り

展開に特徴のある折り方
コンパクトにたたみながら、情報量や封入のしやすさも確保したい場合に向いている折り方です。
折り方 | 面数 | 特長 | |
|---|---|---|---|
十字折り |
| 8面 | 折りたたみ時はコンパクトで、開くと広い面を見せやすいため、地図や案内図などに使われることが多い |
DM折り |
| 12面 | 多面構成にしやすく、情報量と封入設計のバランスが取りやすい |
- 十字折り

- DM折り

開封率アップを狙う圧着DM
通常の折り方とは異なるアプローチとして、圧着DMという仕様もあります。
圧着DMは、特殊なのりで紙面を貼り合わせ、受け取った人が剥がして中を確認する形式のDMです。
「中に何が書いてあるのか見たい」という心理を活用できるため、開封率や反応率を高めたい施策に向いています。
V折・Z折・L折など、用途に応じた複数の仕様が存在します。
V折り | Z折り | L折り |
|---|---|---|
|
|
|
- V折り

- Z折り

- L折り

目的別に見る折り方の選び方
折り方の種類を把握したら、次は「自社のDMにはどの折り方が合うか」を絞り込む段階です。
折り方を選ぶ際は、「どれくらいの情報を載せたいか」「どのように見せたいか」「発送や運用の条件に合うか」「封筒・用紙サイズと合うか」の以下の4つの視点で整理すると候補を絞り込めます。

check | 01 |
情報量から逆算して選ぶ
まず確認したいのは、DMに載せたい情報の量です。
要点だけを絞って届けたいのか、サービスの詳細までしっかり読み込んでもらいたいのか。情報量のゴールが決まれば、必要な面数が見えてきます。面数が分かれば、おのずと適した折り方の候補が絞られます。
たとえば、要点だけを伝えるなら4面の二つ折り、流れに沿って情報を整理したいなら6面の巻三つ折りやZ折り、多くの情報を掲載したいなら8面以上の観音折りやDM折りが候補になります。
check | 02 |
見せ方・読み順から選ぶ
次に考えたいのが、「読み手にどう受け取ってほしいか」という見せ方の観点です。
大きく分けて「順番に読ませるタイプ」と「一覧で見せるタイプ」があります。
見せ方 | 向いている折り方 | 適した用途・活用例 |
|---|---|---|
順番に読ませたい | 巻三つ折り | ステップ紹介・サービス説明 |
一覧で比較させたい | Z折り・蛇腹折り | 商品ラインアップ・料金比較 |
開封アクションを促したい | 圧着DM | キャンペーン案内・会員通知 |
check | 03 |
運用条件から選ぶ
コストを抑えて大量に届けたいのか、情報量を確保しつつコンパクトに届けたいのか、運用のゴールから逆算して選ぶと、無理のない発送設計ができます。
運用のゴール | 向いている折り方・封筒 |
|---|---|
コスト重視 | 巻三つ折り(A4用紙→長3封筒) |
情報量重視 | DM折り(A3用紙→長3封筒) |
開封率重視 | 圧着DM |
折り方選びで失敗しないためのポイント
目的に合った折り方の候補が絞れたら、次は仕様を確定させる段階です。ここで見落としがちなのが、デザイン以外の制作・運用上の落とし穴です。
よくある4つの落とし穴
実務で折り方を決める際、以下のようなつまずきが起こりがちです。
このように、折り方選びでは、折り幅や紙厚、封筒サイズとの相性など、事前に把握しておくべきポイントが多くあります。こうしたトラブルは、折り方の仕様を十分に理解しないまま制作を進めてしまった場合に発生しやすいものです。
折り方の基礎知識と具体的な回避、判断の手順まで押さえておくと、制作段階での手戻りを大幅に減らすことができます。
以下の資料では、本記事で紹介した折り方の基礎知識に加えて、実務でそのまま使える判断フローやチェックリストをまとめていますので、是非参考にしてみてください。
折り方をいかしたDM設計の考え方
ここまでの内容で、自社のDMに合った折り方の候補はある程度イメージできたのではないでしょうか。折り方が決まったら、次に考えたいのが「どの面に何を配置するか」という情報設計です。同じ折り方でも、面ごとの役割を意識して構成を組み立てることで、DMの訴求効果はさらに高まります。
「表紙→主役→行動」の3ステップで考える
DM設計の基本は、読み手の視線の動きに合わせて情報を配置することです。折り方を問わず共通する考え方として、以下の3ステップが挙げられます。
- 表紙(最初に目に入る面)
「興味を引く」キャッチコピーやビジュアルで「中を読みたい」と思わせる - 主役(展開して見える面)
「詳しく伝える」サービスの特長や導入メリットなど、伝えたい情報の中心を配置 - 行動(最後に目に入る面)
「アクションを促す」問い合わせ先・QRコード・申込方法などCTAを明確に
重要なのは、折り方によって「表紙」「主役」「行動」にあたる面の位置が変わるという点です。たとえば二つ折りのように面数が少ない場合は1面に複数の役割を持たせることもありますし、巻三つ折りなら、開く動きに沿って「表紙→中面(主役)→裏面(CTA)」と自然にこの流れを設計できます。
折り方の構造を理解した上で面割りを設計することが、DMの伝わりやすさに直結します。
迷ったときはプロに相談するのも手
折り方の選定は、デザイン・印刷仕様・封入・発送方法まで複数の要素が絡み合うため、すべてを自社だけで判断するのは難しいケースも少なくありません。
特に初めてDMを制作する場合や、既存DMの改善を検討している場合は、DM制作・発送に精通した専門会社に早い段階で相談するのが効率的です。
折り方の選定から印刷仕様の確認まで、制作前の段階でプロの知見を取り入れることで、後工程での手戻りを防ぐことができます。
折り方の選定から印刷・封入・発送までをワンストップで対応できる発送代行会社に委託すれば、工程間の調整が不要になり、品質と効率を両立しやすくなります。
アウトソーシングで解決できるDM発送の課題
特に以下のような課題を抱えている場合、DM発送のアウトソーシングは有効な選択肢です。
DM施策は「作って終わり」ではなく、「届いて、読まれて、行動につながる」ことがゴールです。折り方の選定から発送まで一貫して任せられるパートナーを持つことで、担当者はDMの企画や効果検証といった本来注力すべき業務に集中できるようになります。
まとめ|目的から逆算する折り方選びで、DMの成果は変わる
本記事では、DMの折り方が成果に与える影響と、目的に応じた選び方のポイントを解説しました。
DMの折り方は、単なる加工方法の選択ではなく、「何を」「どんな順番で」「どう届けるか」を決める重要な設計要素です。折り方ひとつで掲載できる情報量や読み手の受け取り方が変わり、封筒サイズや郵送コストにまで影響します。
折り方を選ぶ際は、まず掲載したい情報量から必要な面数を割り出し、次に「順番に見せるのか、一覧で見せるのか」という見せ方の方向性を決めます。
そのうえで、運用条件や封筒サイズとの相性を確認すれば、自社のDMに合った折り方を無理なく絞り込むことができます。
折り方の詳しい比較表、目的別の早見表、入稿前チェックリストなど、本記事で紹介しきれなかった実務に役立つ情報は、無料ダウンロード資料「DMの折り方ガイド」にまとめています。
ぜひ日々のDM施策にお役立てください。

「自社のDMに合う折り方が分からない」
「既存DMの反応率を改善したい」
「制作から発送まで、まとめて相談したい」
などの課題がございましたら是非お気軽にご相談ください。
アテナでは、年間1億5,000万通のDM発送・顧客データ運用支援の実績をもとに、データ整備から発送実務まで見据えたサポートをご提供しています。
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