
「料金別納」とは?知っておくべき「料金後納」との違い
切手の代わりに「料金別納」と表記された郵便物を目にしたことがある方も多いと思いますが、どのような場合に利用出来るものか、詳細はご存じでしょうか。
料金別納は、主に企業や団体が1度に大量の郵便物や荷物を発送する際、その発送作業を効率化するのに便利なサービスです。
本記事では、これらの作業を効率化する「料金別納」の利用条件や利用方法、また、「料金後納」との違いについて詳しく解説します。
料金別納とは?仕組みとメリットをわかりやすく解説
料金別納とは、郵便物に切手を貼付する手間を省き、差出時に郵便料金を一括で支払うことが出来る仕組みです。
切手を貼付する代わりに郵便物に特定の表記をすることで発送が可能となります。
切手を貼付する必要がなく支払いも容易になるため、発送時の作業を大幅に効率化出来る点がメリットです。招待状やセールの案内DMなど、単発で大量発送する場合にはとても便利なサービスです。
※料金後納についてはこちら
- 関連サービス
料金別納の利用条件
料金別納利用する際には以下の条件を満たす必要があるため、注意が必要です。
差し出す郵便物・荷物は同一料金であること
同時に差し出す郵便物・荷物は同一料金である必要があります。料金の異なる郵便物を同時に出したい場合は、料金ごとに分けて差し出さなければなりません。
郵便物・荷物を同時に10通(個)以上差し出すこと
同一料金の郵便物・荷物を同時に10通以上差し出すことで適用されます。
※ゆうパック、重量ゆうパック、ゴルフゆうパック、スキーゆうパック、空港ゆうパック、電子郵便物(レタックス)、国際小包、EMSは1通(個)でも料金別納とすることができます。
切手または現金等で支払うこと
差し出し時の支払い方法は切手または現金等の使用が可能です。
手元に切手を多くお持ちの場合、切手を貼付せずに直接持参して支払うことも可能です。ただし、別納料金が100万円を超える場合は、郵便切手での支払いが出来ません。
また、近年では利便性の向上を目的として、クレジットカードやオンライン決済、電子マネーの使用も可能になっており、昨年から口座振替の利用も開始されています。
※料金別納の支払方法における口座振替払いの導入について
なお、キャッシュレス決済については導入している郵便局でのみ対応が可能です。
※郵便局の検索はこちら
料金別納の差出方法
料金別納マークの表示方法
郵便物の左上には指定された以下の形式で特定のマークの正確な表示が必要です。
サイズや文言などの詳細な規定があり、規定に遵守しない場合、郵便物の取り扱いに影響が生じる可能性があります。別途、郵便割引を適用する場合は線の数が異なるため注意が必要です。
※郵便割引の詳細についてはこちら

※料金別納表示方法|日本郵便株式会社
「別納郵便等差出票」の提出
郵便物を差し出す際には「別納郵便等差出票」を記入し、郵便物に添えて提出する必要があります。別納郵便等差出票は複写式になっており、郵便局の窓口で貰えます。
- 差出人の住所/氏名/電話番号
- 差出日
- 郵便物1通あたりの料金
- 差出数
- 合計金額
上記の内容を記載するため、いつ何を何通発送したが記録として残り、料金も記載されるので経理処理もスムーズに行うことが出来ます。
- 「別納郵便等差出票」の書き方

料金別納と料金後納の違い
郵便料金をまとめて支払うことが出来る差出方法には「料金別納」以外に「料金後納」があります。名称は似ていますが、利用条件や差出方法が異なるため、両者の違いを整理してみましょう。
※料金後納についての詳細はこちら

(※)支払い方法の詳細については「2.3.切手または現金等で支払うこと」をご確認ください
料金別納と料金後納の使い分け方
上記の比較表を踏まえて、それぞれに適した発送について整理します。
同時に差し出す通数が少ない場合には、郵便局からの事前承認なしで手軽に利用出来る料金別納が便利です。しかし、月に何度も差し出す場合や、差し出す郵便物の形状や料金がバラバラの場合、また、大量の郵便物や荷物を差し出す場合は料金後納が適していると言えます。
例えば、それぞれの利用に適しているのは以下のようなケースです。
- 招待状やセールの案内など、単発で発送する→料金別納
- 資料請求でパンフレットやカタログなどを1ヵ月に何度も発送する→料金後納
このように、発送頻度が少なく、単発利用が中心であれば料金別納、毎月継続して発送が発生する場合や、発送業務をより効率化したい場合は料金後納が適しています。
発送通数や形状、郵便物の種類、運用方法に応じて適切に使い分けることで、郵送業務の負担軽減とコストの最適化につなげることができます。
郵送方法に迷ったら?
コスト削減と業務効率化を実現する発送代行の活用
料金別納の利用条件、料金後納との違いについて説明してきましたが、結局どちらを利用する方が得なのか、どちらが自社にとって適しているのか分からないという方もいらしゃると思います。そんな時は専門知識を持った発送代行会社への業務委託が有効です。
仕様や通数によって、適用可能な郵便割引を活用しながら最もコスト効率の良い方法で発送作業を行うことが可能です。
特に大量の郵送を行う場合、書類の印字から封入・封緘、発送までトータルで対応出来る業者に委託することで、封入機械や人員のリソースを最大限に活用し、作業コストの削減を図ることが出来ます。
- 関連サービス
まとめ|料金別納と料金後納を適切に使い分け、発送業務を最適化
本記事では、料金別納について詳しく解説してきました。
料金別納は同時に10通(個)以上の同一料金の郵便物や荷物を発送する際に、作業の効率化を図ることが出来る適用可能な便利なサービスです。
日々の郵送業務に適した郵便サービスを利用して、効率化しましょう。
当社では、年間1億5,000万通のDMのお取り扱いがあり、日本郵便と「ゆうメール特約運賃契約」を締結しているため、安価でのサービスのご提供が可能です。また、様々な郵便種別の取り扱いがあるため、適切な発送方法のご提案が可能です。

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