郵便配達日数の目安は?DMお届けまでのスケジュールとポイント
目次[非表示]
- 1.はじめに
- 2.郵便配達日数の基本的な目安
- 3.DM発送時のスケジュールで気をつけるべきポイント
- 3.1.企画・デザイン
- 3.2.信書チェック
- 3.3.印刷~封入発送
- 3.4.郵便割引による配達日数の延長
- 4.DM制作~到着までのスケジュール目安
- 5.まとめ
はじめに
お客様へDMでアプローチをする際、全体スケジュールの軸となるのは「DMがいつお手元に届くか」ですよね。昨今の人件費・物価高騰や人員不足から、日本郵便も配達料金の値上げや配達日数の繰り下げを順次発表しているため、配達日数目安を把握しておくことは非常に重要です。本記事では配達日数や発送までの作業日数目安、また、スムーズなDM発送のためのポイントについて説明します。
郵便配達日数の基本的な目安
郵便配達日数は、送付先によって異なります。一般的には、都市部同士の郵便物は郵便局への引き渡し後2日程度で届くことが多いですが、地方や離島になると3日から5日程度かかることがあります。例えば、東京から大阪への配達であれば通常2日以内、一方、北海道や沖縄などの遠方地方へは3日以上かかる、といった具合です。
また、2021年より普通郵便の土曜日配達が廃止されたため、週末に郵便局へ差し出した場合は、先ほどの目安にプラス1~2日程度余裕を見た方が良いでしょう。
お届け日数を調べる | 日本郵便株式会社 (japanpost.jp)
また、配達日数は季節や時期によって変動することもあります。年末年始や大型連休、ゴールデンウィークなどの繁忙期には、通常の配達スケジュールよりも遅れることがあります。このため、重要な郵便物を送る際には、余裕を持って早めに発送することが大切です。
DM発送時のスケジュールで気をつけるべきポイント
個人でお手紙や書類をお送りする際の配達目安はこれまでご説明したとおりですが、DMを大量に送る場合は、印刷や封入、郵便局への差出といった発送に関わる作業工程や工数も加味してスケジュールを組む必要があります。
スケジュールで考慮すべき、DM発送時のポイントについて以下で説明します。
企画・デザイン
DMは定型封筒やはがき、変形型など、様々な形状で送付することが可能です。ただし、決して派手にしたりギミックを入れれば良いということではなく、訴求の目的に合わせてどのようなストーリー、デザインとするのかを検討していく必要があります。
社内の企画部門や外部のデザイン会社等との検討の際には、かなりの時間を要することが予想されるため、余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。
※ダイレクトメールの効果とは?
また、企画の際は訴求力の高いDM事例として、全日本DM大賞の過去作品を参考にするのも良いでしょう。
下記リンクから様々な企業の施策を覗いてみましょう!
過去入賞作品 | 全日本DM大賞 (dm-award.jp)
信書チェック
DMを送る際、「ゆうメール」を活用すると通常の郵便料金よりコストを抑えることが可能となります。ただし、ゆうメールにはDM記載内容についての利用条件があるため、事前に郵便局へ発送物の申請を行う必要があります。
申請に問題がなければスムーズに制作進行することができますが、申請不備となった場合は文言の修正、再申請が必要となるため、更に時間を要することとなります。ゆうメールを活用する場合は、企画・デザインのタイミングから信書の確認も行うようにしましょう。
※信書についてはこちらのコラムでご説明しています
印刷~封入発送
DM発送会社へお願いする場合は、デザインデータや発送データのチェック、印字見本の確認等が発生します。ここでデータ不備が発生すると発送までの日時が延びてしまう可能性があるため注意が必要です。また、発送先が多かったり特殊な形状のDMを制作する場合は、印刷・封入作業も通常より時間を要する可能性があるため、企画の方向性が見えてきたタイミングで早めにDM発送会社へ情報共有をするようにしましょう。
郵便割引による配達日数の延長
広告郵便物には”送達余裕承諾”を行うと郵送料金の割引がかかるというメリットがあります。ただし、お届けまでに3~7日かかる可能性があるため、この割引の適用を検討する場合は差出までの猶予も多めに取っておくほうが良いでしょう。
※郵便料金の割引制度についてはこちらのコラムでご説明しています。
DM制作~到着までのスケジュール目安
これまでにご説明したように、様々な要因からお届けまでに日数を要する可能性があります。例えば、10,000通~50,000通の発送を行う場合は下記のようなスケジュールになります。
各工程を協力会社へお願いする場合、その会社の空き具合により作業日数が変動する場合もあるため、施策検討が始まったら早めに打診を始めるようにしましょう。
まとめ
郵便配達日数の目安を把握しておくことや、各工程の流れや注意点を理解しておくことが、大切な郵便物を迅速かつ確実に届けるポイントとなります。また、送付先や割引の適用によって配達日数が異なることにも注意が必要です。郵送物に合わせた適切な配達方法やスケジュールにお困りの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
※メーリングソリューションのご案内はこちら